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振袖を着てみようっ♪

by ogura

本日はお着物の見えないこだわりについてでございます。

振袖に限らずお着物には八掛(はっかけ)という裏地がついております。
袷の着物の裾の裏につける布です。
前後の身頃の裾裏に4枚、衽の裏に2枚、襟先の裏側に2枚つけるので、
合計8枚掛けることから、八掛といいます。裾回しともいいます。
本来は裾につけていたものですが、袖口にも同じ裏布が用いられるようになりました。
着物の表地が傷まないように保護し、裾捌きがよくなるようにつけます。
歩いたり座ったりするときに目に触れることも多く、裾や袖口の色の
アクセントにもなるため、こだわると隠れたおしゃれになります。
同系色や同系色のぼかしをつけたり、反対色を選んだりと好みで選べます。
留袖や訪問着の場合は、共布の裾回しとなります。
に吹かれた際にちらっと翻った着物の裾に柄が描いたあったり、
セクシーなお色がのぞいたり、そんな有るかないかのシュチュエーションの為に
備える日本人の心意気に感動いたしませんか⁈

襦袢の色柄もそうなんです!!
襦袢だけでもお出かけできそうなおしゃれな襦袢もございます。
襦袢は袖から故意に覗かないと見えないくらい、
周りの方の目に触れることはめったにございませんが、
それでもご自分でお着物を新調なさる折には皆さんこだわります。

自分のお気に入りの下着をつけている、勝負下着をつけている日は
テンションが上がると申しましたら皆さんにもわかっていただけるかと思います。

見えないところにも気を配るのが本当の“いい女”でございますよ。
皆さん是非、ご自分でお着物をあつらえる際は八掛や襦袢にも
こだわって下さいませ

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