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皆様こんにちは
きもの文様シリーズです。
お振袖には様々な文様が使われていますが
ご自分が着られるお振袖の柄にはどのような
いわれがあるのかご存じですか?
本日はこちらのお振袖の柄についてのお話です。
白地に亀甲(きっこう)や菊の花、松竹梅などもあしらわれ
とても華やかな柄合いがとても人気の高いお振袖です。
亀甲に花菱
亀甲は亀の甲羅のことで鶴は千年、亀は万年と云われ
長寿吉兆の縁起の良いものです。
花菱は花びら4枚を菱型に繋げた文様でおめでたい柄として
平安時代から有職文様(公家の装束や調度品、
建築などに用いられた文様)とされていました。
亀甲に松竹梅
松竹梅は皆様ご存じのようにおめでたい柄の代表格、
松は千年もの寿命があり1年中、葉の色が変わらないことから
「常盤木(ときわぎ)」と呼ばれ縁起の良いものとされてきました。
竹は3か月で親と同じ大きさに成長する生命力あふれる植物
1年中枯れることがなく次々と新芽を出していき子孫繁栄の
象徴とされています。
梅は厳しい寒さの中でも一番に春の知らせを伝えてくれる植物で
江戸時代から繁栄、気高さ、長寿の象徴とされています。
成長の証しとしてお召しになるお振袖には
おめでたい柄が使われることが多いですね。
次回もお楽しみに