初めての振袖
本日も引き続き着物の柄のお話です。
牡丹・・・富貴の象徴で中国では”百花の王”と人気があったそうでございます。
ことわざにも残っておりますものね。「立てば芍薬座れば牡丹」ってね
結局何しても美しい人ってことですものね。うらやましい限りです
藤・・・生命力の象徴とされております。ご存知の通り平安時代後期に藤原氏の
繁栄とともにかくづけされて藤の丸・藤立桶・藤菱などの有職文様に多く取り入れ
られております。
菊・・・菊は長寿延命の植物の代表とされております。実際菊花には
抗菌作用もございます。
花文様を用いるときは一般的には季節を意識して使うとよりおしゃれになります。
牡丹は冬から晩春、藤は晩春、菊は秋向きです。