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初めての振袖
本日も柄の意味を引き続きお伝えしたいと思います。
鳳凰・・・古代中国発祥の伝説上の端鳥で
正倉院の宝物に多く見られる吉祥文様です。
呼び名だけでもおめでたい感じがしますものね
?松・・・・松は縁を絶やさない常磐木であることから
中国の神仙思想から生まれた仙境、蓬莱山(中国の古代の想像上の神山で
仙人が住み不死の薬を作り、宝玉の金の宮殿があり、白い鳥獣がいて宝玉の木が
生えているとか 😯 )に育つ吉祥の樹木です。
扇・・・・・その形から末広と呼ばれ、開運・繁栄を意味する
招福の意味を込めた文様です。
また、あおぐことで神霊を呼び起こす力を備えたとされる道具。
宝尽くし・・不老長寿を約束する中国の八仙(仙人、日本の七福神のような方々)
にあやかった吉祥文様を日本でも取り入れ縁起物になりました。
打ち出の小づち、宝珠、隠蓑、宝巻(僧尼や道士が使っていた経典の内容
を一般の人にもわかりやすい内容に編集されたもの)、丁字(スパイスの
クローブです。)などがあります。
こうしてみると日本は中国からかなり影響を受けておりますね