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本日は着物のコーディネートについてでございます。
ご存知の通りお着物には華やかな柄が描いてございますが、
帯にももちろん柄が織り込んでございます。
衿にも刺繍衿や、柄の衿もございます
洋服で考えると柄ON柄
おしゃれ上級者の組み合わせになります。
下手をするととても危険な組み合わせとなります。
でも、お着物の場合は柄ON柄が当たり前でございます。
其れこそ反対色あり、同系色あり、着物との同柄合わせあり、
着物に当ててみて下さいませ。
これが不思議なことにしっくりピッタリくるのです。
決して、なんでもいいわけではございませんが…
ここでの分かれ道が、“粋”に行くか、“はんなり”に行くかでございます。
言い換えると、“カッコイイ”か“清楚系”が近いでしょうか
帯選びや衿の抜き具合で野暮ったくなるかイケてる着こなしになるか
これがピタリとはまれば、流石、世界に誇れる民族衣装!!
どんな華やかなドレスにも負けません!!
着物のコーディネートばかりは、場数を踏むしかありません。
洋服なら使う色を3色以内に抑えるとか、コツをつかめば
それなりにおしゃれに見えますが、着物の場合はそうはいかないのが
難しいところでございます。
着物警察と呼ばれるマダムたちがあちこちに出没しているようなので
着物初心者の方は負けずに挑戦くださいませ。
着物の雑誌なども沢山出ておりますし、参考になさってください。
日本独自の雅な多種多様な色名も覚えるのも楽しいものですよ。
素人目にはほとんど同じでは?という微妙な色の違いにも
それぞれ素敵な呼び名がついております。
是非参考になさってくださいませ